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育毛や発毛を促すために必要な特定の栄養素

今月は育毛や発毛を促すために必要な特定の栄養素と具体的な食品例の話です。

育毛や発毛に関連する主要な栄養素としては、次に挙げる9つのものがあります。

①プロテイン(タンパク質):

  髪は主にタンパク質から成り立っているため、十分なプロテイン摂取が重要です。

  タンパク質(プロテイン)は、筋肉や骨、臓器といった、

  身体のあらゆる組織・器官をつくるために必要な栄養素です。

  身体の末端にある髪や頭皮も例外ではなく、

  健康な髪をキープする上で欠かせません。

  しかし、髪や頭皮にタンパク質がエネルギーとして送られるのは、

  生命維持に必要な器官に送られた後なので、

  髪はタンパク質不足の影響を受けやすく、

  気づいた時には髪が弱って薄くなってしまったということもあるようです。

  タンパク質が多い食材・肉類・魚介類・卵類・大豆製品・乳製品

②ビオチン(ビタミンB7:

  ビオチンは髪の健康を維持し、髪の成長を促進します。

  卵: 卵黄 ナッツ類: アーモンドやくるみ、ピスタチオなどのナッツ類 

  種子: ヒマワリの種やチアシードなどの種子 肉: 肉類(特にレバー)

  魚: さばや鮭などの魚 野菜: 野菜では、菜の花やほうれん草、カリフラワーなど

③亜鉛:

  頭皮の健康をサポートし、髪の成長を助ける役割があります。 

  : 特に赤身の肉(牛肉や豚肉) 貝類: 牡蠣は非常に高い濃度で亜鉛を含んでいます

  種子とナッツ類: パンプキンシードや松の実、アーモンドなどの種子やナッツ類

  大豆製品: 大豆製品(豆腐、納豆など) 乳製品: ヨーグルトやチーズ 

  穀物: 穀物やシリアル製品

④ビタミンD:

  ビタミンDは髪の成長に関与し、健康な頭皮を保つために重要です。

  カルシウムの吸収を促進して骨や筋力を高める働きがありますが、

  最近、薄毛で悩んでいる6割以上の人たちは体内のビタミンDが足りずに

  ビタミンD不足によって薄毛にも影響していることがわかりました。

  ビタミン D は野菜や穀物、豆、イモ類にはほとんど含まれていません。   

  多く含まれているのは、魚類 やきのこ類です。

  日光にあたることで、皮膚でもビタミン D は作られ ますが、

  紫外線量の少ない冬はビタミン D が不足が ちになります。

⑤鉄:

  鉄は髪の成長に必要な栄養素で、不足すると髪が薄くなることがあります。

  鉄分は血液中のヘモグロビンの構成成分となり、

  酸素運搬という重要な役割を果たしています。

  鉄分は、肉類、魚介類、藻類、野菜類、豆類に多く含まれています。

⑥オメガ-3脂肪酸:

  頭皮の健康をサポートし、炎症を抑える効果があります。

  : 脂の多い魚 チアシード 亜麻仁オイル(リン酸亜麻仁) くるみ 大豆製品 

  エゴマ油

⑦ビタミンC:

  抗酸化作用があり、頭皮の血行を促進し、髪の成長をサポートします。

  脱毛ホルモンと呼ばれるジヒドロテストステロン(DHT)。

  毛髪の成長を邪魔したり、皮脂を過剰に分泌させ毛髪の育成に悪影響を及ぼす
  この脱毛ホルモンを「ビタミンC」で抑えることができるそうです。

  特にビタミンCを緑黄色野菜や果物などに多く含まれています。

⑧ビタミンA:

  頭皮の健康を維持し、皮脂のバランスを調整する役割があります。

  レバーや魚の肝はビタミンAが非常に豊富ですが、

  過剰摂取にならないように注意した方がいいようです。

⑨セレン:

  抗酸化作用があり、頭皮の健康を保つために重要です。

  セレンを多く含む食品としてはマグロ ワカサギ イワシ たらこ タラ かつお節 

  ネギ 全粒穀物

これらの栄養素をバランスよく摂取することで、健康な髪の成長をサポートすることができます。

育毛発毛で悩んでいる方は、結局、普段の食事をバランス良くすることが大事なようです。

ただし、過剰摂取には注意が必要であり、個人の健康状態や食生活に合わせてください。

 

オファーズヘアーネクサス店 藤木 康宏