2月の頭皮ケアについて
冬のこの時期に髪のダメージを感じている人は95%くらいいるそうです。
冬の悩みは乾燥と静電気からくる髪の広がりが一番で、
このタイミングでヘアケアを変えている人は77%くらいだそうです。
また、頭皮上に残る皮脂は、夏より冬の方が多くなります。
夏は皮脂が汗と一緒に頭皮から流れて髪にうつりますが、冬は皮脂が寒さで固体化して頭皮に残ります。
冬の方が、脂肪酸による皮膚刺激や、乾燥した気候と相まってフケやカサつき、かゆみが起こりやすくなります。
なので、今月は毛髪ではなく、頭皮ケアについてお話しします。
毛髪のケアは、先月までのブログを見直してください。
この時期の頭皮は乾燥や寒さによるダメージを防ぐことが重要です。
以下のポイントを意識してケアしてください。
1. 洗髪方法の見直し
・低刺激シャンプーを選ぶ
頭皮が乾燥しやすい冬は、洗浄力が強すぎない 「アミノ酸系シャンプー」や「保湿成分配合」の シャンプーがおすすめ。
・洗いすぎに注意
1日1回までにし、お湯の温度は38℃程度 (人肌より少し温め)にしてください。
熱いお湯は皮脂を奪い、乾燥を悪化させます。
・シャンプー前の予洗い
髪を十分(20秒以上)に濡らし、予洗いで汚れを落としてからシャンプーを使い、指の腹で優しくマッサージするように洗います。
2. 保湿ケア
・頭皮用ローションやオイル
洗髪後は、頭皮用の保湿ローションやセラムで水分と油分を補給。
乾燥がひどい場合は、頭皮用オイル(ホホバオイルやスクワランオイル)を少量塗布するといいでしょう。
・ドライヤーの使い方
濡れたまま放置せず、すぐに、根元からしっかり乾かしてください。
ただし熱風を直接当てすぎないように、頭皮から15センチ以上離してください。
3. 頭皮の血行促進
・マッサージ
指の腹で頭皮をやさしく揉みほぐすしてください。(爪を立てない)
血行が良くなることで、乾燥やフケの予防に繋がります。
・ブラッシング
天然素材のブラシで髪を梳かし、頭皮の老廃物や余分な皮脂を取り除けます。
4. 生活習慣の改善
・加湿
室内の湿度を50~60%に保ち、頭皮の乾燥を防ぎます。
・栄養補給
ビタミンB群(卵・ナッツ・レバー)やオメガ3脂肪酸(青魚・亜麻仁油)を摂取しすることで、頭皮の健康をサポートできます。
・帽子の選び方
通気性の悪い素材の帽子は蒸れや皮脂詰まりの原因に。
長時間着用する場合は、綿やウール素材を選びましょう。
5. トラブル対処としては
・フケやかゆみが気になる場合は頭皮用シャンプーを使用するといいですが、症状が改善しない場合は皮膚科を受診してください。
・電気対策
ヘアオイルや保湿スプレーで髪の表面を保護し、摩擦を軽減できます。
冬は頭皮のバリア機能が低下しやすい季節です。
外部刺激から守りながら、保湿と血行促進を心がけてください。
当店は頭皮のそれぞれの症状でお悩みのお客様に対応できるシャンプー、トリートメント、ローションなども取り揃えています。
お悩みがある方は、一度、ご相談くださいませ。
オファーズヘアー 藤木