髪と頭皮のお手入れ方法
髪と頭皮のお手入れ
手入れの原点
①梳かすときに髪にかかる力をなるべく弱く
髪は摩擦に弱く、擦れることでキューティクルが剥がれます。
キューティクルが剥がれることが一番のダメージになります。
以前、美容室での一番最初にやることは、ブラッシングでした。
今では摩擦によるダメージを無くすために、必要以上のブラッシングをすることがなくなりました。
と言っても、髪が絡まることでのダメージもあるので、髪を梳かすことも必要ですし、
ブラッシングすることで髪の艶も出ます。
そのため、髪を梳かすときは、静電気が出にくいブラシを使い軽めに髪にかかる力を
なるべく弱くしてブラッシングしてください。
また、絡れている髪は無理に梳かさないで、もつれているところは、
毛先の方から梳かして、梳かす場所を少しづつ上の方にしてください。
シャンプー後などの濡れた髪を梳かすときは特に注意して、
荒めの櫛やブラシを使って軽く梳かしてください。
②髪のダメージに関しての注意することは、
髪の梳かし方に注意することはもちろん、
パーマやカラーに注意して、パーマやカラーを楽しんでください。
正しくかかったパーマは、あまり痛みません。
カラーはパーマに比べると痛みます。
特に自分でカラーされている方は、既に染まっている部分はなるべく塗らないようにして、
根元の染まっていないところだけ染めてください。
毎回、薬剤が余っているからと、毛先まで染めるとダメージが蓄積されて髪が痛みます。
お手入れする上でドライヤーやアイロンを使う時にも注意してください。
ドライヤーを使うときは、必ずドライヤーと髪の距離を10センチ以上は離してください。
アイロンは、絶対に乾いた髪の状態で温度を140°前後、160°以下で使ってください。
必要以上に熱を加えることで、最近では「髪の熱老化」と言う言葉が生まれ、
熱でダメージがひどくなることが実証されています。
また、今の季節はあまり関係ありませんが、紫外線にも注意することが必要です。
③日々の最低限の大事な手入れとしては、
シャンプーで地肌の汚れをしっかり落とすように洗って、
しっかり濯いで、リンスは毛先だけにつけて、軽く濯いだ後に
地肌と髪をしっかり乾かすことが大事です。
薄毛、脱毛が気になる方は、シャンプーの時や育毛剤の塗布の後、
頭皮のマッサージを習慣化することが大事です。
オファーズヘアー 藤木 康宏