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ホームカラーとサロンカラーの違いとトラブルの回避方法

美容室だけではなく、家庭でも当たり前にするヘアカラーは、おしゃれを楽しむだけでなく、

もはや生活の一部分になっています。

ですが、ヘアカラーによるアレルギーやダメージに悩まれている方も少なくはないと思われます。

ヘアカラー(アルカリカラー)のアレルギーは一度なってしまうと改善することはありません。

一度アレルギーを発症するとアルカリカラーの成分であるパラフェニレンジアミンが含まれていないカラーをするしかありません。

ただ、アルカリカラー以外のカラー剤は思いのままに染めることができません。

そのため、アレルギーが発症する前にヘアカラーの施術方法やヘアカラー剤を見直す必要性があります。

ホームカラーとサロンカラーの違いは薬剤と技術的な違いの2つに分けられます。

ホームカラーは根元も毛先も同じ薬剤を使用するために、

初めて全体を染める時は問題ありませんが、次回から毛先まで塗ることで、染める度に毛先にダメージが残ります。

毛先は毛先用のカラー剤を使わないと傷みます。

ホームカラーで傷まないようにするためには必ず根元だけを染めることです。

サロンカラーは髪のダメージ状態を見ながら、ゼロテク(地肌につかないように塗布する方法)などの塗布方法や

薬剤のpHをチョイスした上に、2剤の過酸化水素濃度(2%〜6%)も変えて塗布します。

そうすることで毛先を傷めず、頭皮と髪も保護してカラーが楽しめます。

サロンカラーは傷まないように根元や毛先、ダメージ具合を考えてカラー剤選んで使用します。

サロンカラーは地肌につかないように塗布するゼロテクと言う施術方法やアレルギーに

なりにくいトルエン系のジアミンを使った薬剤やジアミンフリーのカラー剤(ヘアーマニキュア、ヘナ、ポリサージュなど)を使うことでアレルギーを防止できます。

詳しくはスタッフにお尋ねくださいませ。

カラーのトラブルの主な症状は、かぶれ、かゆみ、頭皮の刺激(ヒリヒリ)

その原因は1かぶれ 2かぶれ 3刺激ヒリヒリ

ジアミン色素によるアレルギーで、カラーのあとに頭皮以外の場所もかぶれたりします。一度発症すると改善できません。

刺激によるものと考えられますが、一番の原因は2剤の過酸化水素ではないかと言われています。

アルカリ度が高いもの(明るく染める)はどうしても刺激が強くなってヒリヒリします。

対処法として、1かぶれは、ジアミンフリーのカラー剤を使うことで対処できる反面、、思い通りのカラーにすることは難しいです。

2かゆみは、過酸化水素を除去するシャンプーを使用することやカラー後のシャンプーをしっかりすることです。

3刺激(ヒリヒリ)は、低アルカリカラーを使うことで改善しますが、あまり明るくはできません。

カラートラブルを回避するためには、カラーの後すぐに髪や地肌に残った残留物質を取り除くことが一番大事です。

ヘアカラーも色々ありますが、それぞれ、メリットとデメリットがあるということを理解してくださいね。

オファーズヘアー 藤木康宏