正しいトリートメントのやり方
トリートメントを正しかやるための必要な6項目です。
①シャンプー後は、髪の毛を手で軽く握って絞るように軽く水を切ってください。
トリートメント成分は毛髪の水の通り道から浸透します。
乾いた毛髪にトリートメントをつけても中まで浸透しません。
逆に水分が多すぎると浸透するトリートメント成分量が少なくなって、
せっかくのトリートメント効果を最大限に発揮できません。
なので、少し水がしたたるくらいが丁度よいです。
②トリートメントの使用量は必ず守ってください。
毛髪の中に入るトリートメント量は決まっています。
たくさんつけたからと言って髪が良くなるわけではありません。
浸透されなかったトリートメント成分は表面に乗っているだけで、
無駄で不経済で、すすぎが余計にかかる上に、流し残ればベタつきの原因になります。
トリートメントの目安はポンプ式だとショート半プッシュ、ミディアム1プッシュ、ロング2プッシュもあれば十分です。
また週一回使うような集中トリートメントはダメージが気になる場合でも週2回ほどで十分です。
③トリートメントをつける位置は耳から下、根元には絶対につけないでください。
トリートメントは地肌ではなく髪の毛に作用するもので、
地肌につけるとトリートメント成分が毛穴につまったり、ボリュームダウンの原因になります。
地肌には地肌用のトリートメントがあります。
地肌に近い根元の毛髪はダメージが少ないのでトリートメントしなくても大丈夫です。
トリートメントをつけるときは毛先からつけて中間に伸ばしていくイメージで付けてください。
荒目のくしなどを使うとムラなくつけやすくなります。
さらに、毛髪を束にして、手のひらや指の間で挟んでなめすように擦り込めば、さらに効果的です。
④トリートメントの放置時間は5分くらいはおいた方がいいと思いますが、時間をおけばいいというわけではありません。
トリートメントによってそれぞれ最適な浸透方法があります。
トリートメントの使用方法をよく読んでそれを守って使用してください。
できれば、放置時間は湯船に浸かった状態が一番効果的だと思います。
⑤流しすぎ(濯ぎ過ぎ)に注意してください。
普段から清潔にしている私たちは、髪の毛がぬるっとするのがイヤという方が多いですが、キュッキュッとするぐらいまでは流さないでください。
濯ぎすぎると毛髪の表面にトリートメントの成分は残っていません。
過度にトリートメントを濯ぐとトリートメント成分が流れてしまい、効果がなくなります。
トリートメントのすすぎは、少しヌルッとするくらいがちょうど良いです。
シャワーは、時間にして30秒から1分以内くらいが目安です。
コンディショナーの場合は、トリートメント以上にヌルッとするくらいにすすぎます。
シャワーは、時間にして10秒から15秒くらいで充分です。
⑥また、トリートメントとコンディショナーどっちが先にしたらいいのかをよく聞かれますが、コンディショナー(リンス)は髪の表面付近を補修するものでトリートメントは髪の内部から補修するものです。
さらにトリートメントには髪の表面も補修してくれるので、特別にコンディショナーを使ってくださいというような注意書きがない限りトリートメントとコンディショナーを同時に使う必要はありません。
もし両方使う場合は内部を補修してから表面を補修するので、トリートメントをつけてコンディショナーを使ってください。
オファーズヘアー 藤木