春の毛髪トラブルとケアについて
具体的には紫外線によるダメージ、皮脂の増加、頭皮の痒み、抜毛などがあります。
3月になると、日照時間が長くなり、紫外線量も増えてきます。
この紫外線が頭皮の老化を引き起こし、その結果、髪のパサツつきが起こります。
気温の上昇とともに皮脂や汗の分泌が盛んになり、皮脂が増えることで、毛穴に皮脂詰まりが起きやすくなります。
さらに、気温も高くなることで、頭皮の血流も盛んになり、毛穴の皮脂詰まりと併せて頭皮の痒みが出ます。
また、痒くなることで、頭皮をかいてしまい、頭皮が傷ついてしまいます。
寝ているうちに掻いてしうなど、傷がなかなか完治しなくなります。
春は季節柄、新陳代謝も盛んになることで抜毛も増えやすくなります。
加えて春は生活環境が変わることでのストレスからも抜毛が増えやすくなります。
これらの春の毛髪のトラブルには頭皮ケアがおすすめです。
シャンプーの際にできる簡単な頭皮ケアを紹介します。
シャンプーは毛穴の汚れや皮脂汚れを取るために、ゴシゴシと指先で頭皮をこすらずに、
指の腹を使って頭皮を優しく洗ってください。
その後、湯船に浸かりながら、指の腹や掌全体を使って頭皮を動かすように揉みほぐしてマッサージしてください。
頭皮のマッサージで血流が良くなって頭皮も髪も良くなります。
また、朝と夜の2回シャンプーをするのもNGです。
必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆に皮脂が増えたりします。
朝のシャンプーで紫外線から頭皮のバリアになってくれる皮脂まで洗い流して、
頭皮が紫外線をモロに浴びることで、頭皮トラブルの原因になります。
その他のお手入れとして、毛髪の乾燥にはトリートメントも有効です。
春先は冬の間に乾燥した髪の状態のまま残っています。
パサついた状態の髪が絡まったり、こすれ合う事でキューティクルが傷つき、さらに髪の乾燥が加速します。
パサついて傷んだ髪を補修するには、自宅でも週に1回以上はトリートメントケアをしてください。
トリートメントは軽く濯いで、トリートメント成分を若干流し残した方がいいという意見もありますが、間違いです。
トリートメントは油分が多く、髪や頭皮に残ってしまうと、汚れを付着させやすくなり、ベタッとした手触りになります。
特に頭皮には絶対付かないように塗布して、しっかり濯いでください。
頭皮にトリートメントがつくと明日毛穴にシリコンなどが詰まり毛髪の健康を阻害します。
トリートメントの後はタオルでしっかりと水気を拭き取ってください。
最後にドライヤーでの乾燥は乾かし過ぎないことがポイントですが、癖毛の方はしっかり乾かしてください。
しっかり乾かすことで、癖毛の収まりも良くなります。
春のヘアケアは、春先の乾燥が気になる髪にはシャンプー後、髪を乾かす時には乾かしすぎないようにすることです。
特に頭皮はシャンプーごすぐに乾かしてください。
反対にドライヤーを使わずに自然乾燥で仕上げると、キューティクルが開いたままの髪同士がこすれ合いキューティクルが閉じないままで枝毛、ダメージの原因になります。
以上を気をつけてシャンプーをしてください。
オファーズヘアー 藤木康宏