正しいシャンプーの知識
今回も前回に引き続き、シャンプーの話をします。
シャンプー前のすすぎが大事なのは、十分ご理解得られたと思います。
このところ、オイルシャンプーなどがはやっていますが、このオイルシャンプーは、シャンプーにオイルが配合されていて、
乾燥しがちな季節にぴったりなわけですが、シャンプーの中にオイルが配合されていても、
結局はシャンプーでオイルは流されるわけで、あまり効果は期待できません。
むしろオイルは頭皮のケアに使った方が効果的です。
特にこの季節は、髪も頭皮も乾燥しがちです。
この状況を改善するために、ココナッツオイルやホホバオイル、オリーブオイルなどを頭皮にもみ込んで頭全体をマッサージした後に、しっかりシャンプーをすることで頭皮ケアができます。
このとき、シャンプーはしっかりしてしっかりすすいでください。
その後にコンディショナーやトリートメントをしてください。
コンディショナーやトリートメントのつける量は人さじ指の先の方に乗るくらいの量で十分です。なぜなら余分なトリートメントは流されるだけなので、たくさん付ける必要はありません。
最後に、シャンプーあとにタオルで拭き取り、少しぬれた髪に毛髪用のオイル系整髪料を毛先につけることで冬場の毛髪ケアは完璧です。
追伸
さらにシャンプーで気をつけることは、タオルの拭き方とシャンプーのすすぎ方です。
濡れた髪は繊細でキューティクルが剥がれやすくなっています。美容室でふくように毛先の水分をタオルで吸い取るようにふいてください。
すすぎ方で注意してほしいのは、特にロングヘアの方は下向きですすぎがちですが、うつむくとすすぎ残しのシャンプーやトリートメント剤が頭頂部に集まります。
余分なシャンプーやトリートメントが残っていると毛根に詰まり、栄養と酸素が頭皮にいきわたらず、髪トラブルの原因になります。
特に襟足や生え際は白髪になりやすい箇所なので気をつけて。
シャンプー、コンディショナー、トリートメントをすすぐ場合は、なるべく下を向かないですすぐ方が良いです。
もし、下向きですすぐときは、最低でも3~4分かけてすすいでください。
コンディショナーやトリートメントは頭皮には絶対つけないでください。
以上のことを注意してシャンプーをすることで髪の状態も良くなっていくことと思います。